こんにちは、髪ふさアドバイザーの吉宮です。
クリニックで薄毛治療を始めようとしたとき、
お薬で治療すべきか、再生医療を利用すべきか、心は迷いに迷いますよね。
私の周辺にも、半年間も迷っていた方がいました。
そこで、彼に伝えたことを、記事にしてみました。
現在進行形で考え込んでしまっているなら、
どうぞ参考になさってくださいね。
薄毛クリニックでのAGA治療方法とは?
薄毛専門クリニックでのAGA(男性型脱毛症)の治療方法としては、
植毛を除いて、二つの選択肢が用意されています。
一つ目は、薄毛治療として一般的な
AGA治療薬を服用する「お薬治療」です。
二つ目は、
再生医療を応用した毛髪再生治療です。
現在の毛髪再生治療とは、
幹細胞そのもの、もしくは成長因子のみを注入する
メソセラピー治療となります。
【現在の一般的な治療法】
①お薬治療
②メソセラピー治療(幹細胞または成長因子)
AGA治療の効果はクリニックとの信頼関係で差が出る!?
クリニックで薄毛の治療を始めるとなると、薄毛の状態に合わせて、
「お薬治療」「発毛メソセラピー治療」の2種類から選ぶことになります。
ところが、この段階でクリニック側と患者との間で、
心の行き違いが生じてしまうことが多々あります。
心の行き違いは、疑心暗鬼の源です。
何を言われても、信じられなくなるわね・・・。
治療開始前から信頼関係が築けていないと、
実は、同じ治療をしたとしても効果が低下する、ということは、
数ある治験(臨床試験)の現場で観られる現象です。
薄毛クリニックに不信感を持つ原因
悪い口コミを書きたくなるのは、なぜでしょうか。
途中で、治療をやめてしまうのはなぜでしょうか。
多くの方は、AGAクリニックの「AGA治療〇〇〇円~」というキャッチコピーを見て、
「〇〇〇円」のお薬治療のつもりでクリニックへ訪れるのですが、
それが当てはまる方というのは、少ないです。
当てはまる人って、薄くなってないんだもんね。
カウンセリングで自分の薄毛状態と、それに対する治療法を示され、
さらに詳しく説明を聞いている内に、
心が乱れ、焦り、決心がつかなくなり、涙目になってしまいます。
この前のおじ・・・お兄ちゃん、ずーうぅぅっと怒ってたね。
あれは、彼が悪いのよ。
初回限定の〇〇円がずっと続くわけがないじゃない。
今、夜バイトして、お金貯めてるらしいですよ。
また、マンゴー持ってきてくれるかなぁ~♪
クリニック側としては、もっとも効果的な方法をまず提示します。
患者側は、その説明に、お金をむしり取られる気分に陥りながら、
立て板に水のごとし専門的なお話を、大人しく傾聴し続けます。
心の中は暗雲立ち込める、って感じね・・・。
そして、冷静でないままに契約をしてしまい、
後でモヤモヤした気持ちを抱えることもしばしばです。
そうなると、クリニックとの信頼関係にヒビが入った状態ですので、
マイナスのプラセボ効果が働き、
結果、治療効果にも良くない影響を及ぼすことになります。
ぷらせぼ~・・・ってなぁに?
偽薬効果ね。心理的な作用が効果にも影響を及ぼすってこと。
ふ~ん、わかんない~。
ただのビタミン剤でも、良く効く薬って信じていると、病気が治ったりするのよね。
逆に、本物の薬でも、ビタミン剤です、って言われて飲むと、効果が低かったりするの。
えっと、つまり悪いプラセボ効果ってことかぁ。
そうならないためにも、
あらかじめ二つの治療方法に、
どのような違いと効果があるのかを知っておくことは、
薄毛治療のとても重要な第一歩となります。
せっかく一番いい方法を伝えようとするドクターが、
まるで悪徳代官に見えてしまわないためにもね。
お薬治療と再生医療との違いは?
AGA治療薬を飲む「お薬治療」と、
成長因子を使ったメソセラピー治療の違いを、
見ていきたいと思います。
この二つの治療法の違いは、
薄毛の原因に対する働きかけの違いです。
非常にざっくりとした言い方をすると、
【お薬治療】
⇒ 原因を抑制して、抜け毛をストップさせる
⇒ 血流改善して、発毛
【メソセラピー治療】
⇒ 毛母細胞にドーピングして発毛
このような感じで捉えておいてください。
では、もう少し詳しく、
お薬治療と毛髪再生治療を見ていきましょう。
男性の薄毛(AGA)がお薬で治るしくみ【お薬治療】
AGA治療薬を飲む治療法のことを「服薬治療」と言いますが、
ここでは簡単に「お薬治療」で進めてまいります。
まず、お薬治療の特徴として、
・発毛効果が現れるのに6か月ほどかかる
・1年ほどで安定期を迎え、それ以降はゆるやかな発毛効果を得る
・副作用がある
お薬での治療というのは、
半年~1年ほどの時間をかけて、薄毛の原因物質を抑制し、
徐々に発毛を促進させる、というものです。
AGAを治療する3種のお薬とは?
まず、AGA治療に使われるお薬を見てみましょう。
AGA(男性型脱毛症)治療に有効なお薬というと、以下の3種です。
・フィナステリド(商品名『プロペシア』)
・デュタステリド(商品名『ザガーロ』)
・ミノキシジル (内服・外用)
以前はプロペシアとミノキシジルの2種のみでしたが、
そこにザガーロが加わりました。
それぞれが、どのような働きを持つのかと言うと、
【抜け毛防止】のためのお薬
・フィナステリド
・デュタステリド
これはAGAの原因物質を抑制するためのお薬です。
これによって、発毛を妨げていた原因を取り除きます。
【発毛促進】のためのお薬
・ミノキシジル
こちらは血流を改善するお薬です。
髪に必要な栄養がきちんと届くようになると、
細胞が髪をつくり始めます。
AGA治療薬は、この2つのグループに分けられます。
この2グループの組合せで治療を行います。
では、その働きを、もう少し詳しく見ていきましょう。
【フィナステリド/デュタステリド】
フィナステリドとデュタステリドは、抜け毛を止めるためのお薬です。
そもそもAGAというのは、
脱毛ホルモンとも呼ばれる
DHT(ジヒドロテストステロン)が、
毛母細胞を攻撃することで、起こります。
このDHTというのは、
元々は普通の男性ホルモン(テストステロン)なのですが、
毛根にある5αリダクターゼという酵素によって、
DHTへと変化させられます。
抜け毛防止薬の効果のしくみ
AGA治療薬の「フィナステリド」と「デュタステリド」は、
テストステロンをDHTへと変化させる酵素(5αリダクターゼ)を、抑制する働きを持っています。
つまり、テストステロンがDHTになってしまわないようにするわけですね。
ふ~ん、5α・・・がなければ、DHTにはなれないのね?
5αリダクターゼですよ。そいつが諸悪の根源ですね。
DHTだけでは、まだ悪さはしません。
DHTに、さらに男性ホルモン受容体がくっついた時に、暴れ始めるのです。
この男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)というのは、
結合したホルモンの作用を、細胞内に伝える働きを持ちます。
余計なことをしますね。そいつが悪いんですね!
それはともかく、
この荒ぶるDHTがいなければ、
毛母細胞も安心して髪を生み出せる、ということです。
抜け毛防止薬の特徴
フィナステリドとデュタステリドには違いがあります。
男性ホルモン(テストステロン)をDHTに変化させてしまう5αリダクターゼには、
実は1型と2型の2種類があるのですが、
AGA(前頭部と頭頂部)を起こさせるのは2型の方です。
そして、お薬の特徴として、
フィナステリド
⇒5αリダクターゼ2型を抑制
デュタステリド
⇒5αリダクターゼ1型と2型を抑制
となります。
ちなみに、1型の領域は後頭部と側頭部となり、
一般的に禿げにくい部分となります。
この方のように、最終的に残っている部分が1型の領域ですね。
AGA治療では、
フィナステリドかデュタステリドの、どちらか一方が処方されます。
ただ、これらは、あくまでも「抜け毛を止める」ためのお薬です。
地肌が見えていない段階の方ならば、
地力(細胞の活力・頭皮環境の状態)があるので、
抜け毛を止めるだけで、薄毛の進行は止まります。
つまり、薄毛(AGA)予防の段階の方ですね。
ところが、
地肌が見えかけるほどに進行したAGAは回復には至りません。
そこで、「発毛薬」であるミノキシジルが追加処方されます。
【ミノキシジル】
ミノキシジルは、元々は高血圧の治療薬なので、
血管を拡張し、血流を改善する働きを持ちます。
外用薬はドラッグストアで購入できますが、
ああ、リアップやリグロEXとかね。
内服薬はクリニックで処方されます。
内服薬は効果が高い反面、副作用も強く出やすいので、
専門医の観察下でのコントロールが重要です。
薄毛治療になぜ血流改善が必要なの?
薄毛が進行したAGA患者の場合、
頭皮の弾力性が失われ、硬くなっているケースが多く見られます。
そうなると、血の巡りも悪くなり、
髪の育成に必要な栄養も行き渡らず、
ますます髪はやせ衰えていくばかり。
やせた土地、カチカチの土地に植物が育ちにくいのと同じ状態です。
そこで、頭皮環境を改善するためにもミノキシジルが投与されます。
ミノキシジルの発毛効果のしくみ
ミノキシジル本来の降圧剤としての働き(血管拡張)によって、
血流が改善していきます。
血の巡りが良くなることで、
張り巡らされた毛細血管を通して、細胞に栄養が行き渡るようになります。
すると、次第に、頭皮も弾力を取り戻すことができます。
つまり、ふかふかに耕された畑になる、ということです。
栄養を受け取ることができるようになった毛母細胞は活性化し、再び発毛を始めます。
血流が改善されるということは、
発毛に必要な材料(栄養)を細胞に行き渡らせ、
発毛機能を活性化させる、ということです。
このように、積極的に毛髪を生み出す環境を整えるのが、ミノキシジルの役割、ということですね。
お薬治療の効果のしくみ
お薬治療が効果を発揮するしくみをまとめてみます。
① フィナステリドかデュタステリドの作用で、テストステロンがDHTへ変化することを阻止し、発毛・育毛環境を整える。
② ミノキシジルの作用で血流改善を図ることで、発毛を促進させる
両輪(①+②)の作用によって、抜け毛を防ぎ、
発毛を促進させる治療効果が得られる、ということになります。
一つのお薬で、すべてが解決できればいいのですが、
現在、そういうお薬はありません。
お薬治療のデメリット【副作用】
男性の薄毛(AGA)治療ですっかり定着いているお薬治療ですが、
これらの薬には副作用があることも、よく知られています。
副作用の発症率は1~5%程度ですが、
リビドー減少やインポテンツ、
気分障害、
射精障害、
筋力低下、
顔面多毛、
毛包炎、
かゆみ、
・・・その他
などの症状となって現れることもあります。
フィナステリドよりも効果が高いと言われる
デュタステリド(『ザガーロ』)ですが、
副作用の発現率も高めです。
一方、フィナステリドには、
お薬の服用をやめた後も副作用が残るという報告もあります。
ただ、副作用は必ず出るわけではありません。
何ともないままに治療をして幸せになっている方も大勢いらっしゃいます。
副作用は人によって、また体質によって、
現れ方や重症、軽症なども違ってきます。
このような副作用が出ないようにコントロールしてくれるのが、
クリニックの専門医です。
信頼のおけるドクターが見つかったなら、
しっかりと話し合って、治療を始めてください。
関連記事⇒「薄毛治療は飲み薬が効くってホント?でも副作用もあるんだよね?」
男性の薄毛はAGA治療薬で治すことができます。薄毛に有効なお薬ですが、見過ごせない副作用があるのも事実。その副作用とは---? |
男性の薄毛(AGA)が再生医療で治るしくみ【発毛メソセラピー治療】
薄毛専門クリニックでの再生医療というと、
主に成長因子を使った発毛メソセラピー治療を指します。
発毛メソセラピーの特徴として、
・お薬治療より短期間で発毛効果を実感できる
・患部に直接薬剤を注入するため、副作用が現れにくい
・お薬治療だけと比較して発毛量が多くなる
薬剤を直接、毛根付近に注入することによって、
発毛機能が活性化し、短期間で変化を実感することが可能となる治療法です。
発毛メソのお薬の中身ってナニ?
現在、主流となっている発毛メソセラピーでは、
上皮幹細胞、もしくは脂肪幹細胞からの成長因子を豊富に含んだ薬液を使います。
細胞自体は取り除いているので、
拒絶反応が起きることは、ほぼありません。
細胞が入ってたら、拒絶反応が起きるの?
自分以外の細胞ではね。
なんで・・・?
細胞には免疫の型というものがあります。
この型が、自分と違う型だった場合、免疫細胞が攻撃してしまうのです。
ただ、ゲノム編集技術を使うえば、
拒絶反応を起こさない細胞を作ることができます。
だから、発毛メソセラピーのほとんどは、
幹細胞から放出された成長因子だけを使っているのよ。
幹細胞を使う治療法もありますが、
その場合は、自分の細胞を使うので、
拒絶反応は起きにくいと考えられます。
このように、現在、成長因子を使ったメソセラピー治療は、少しずつ進化していっています。
薄毛治療においてのメソセラピー治療の安全性と効果については、
例えば、HARG療法が一定の目安になるかと思います。
成長因子を使った発毛メソセラピーの先駆けである「HARG療法」は、
すでに日本国内で15年以上の臨床実績があります。
また、HARG療法で使用される医薬品『AAPE』は、
アメリカのFDAと韓国KFDAで、承認取得済みのものです。
発毛メソで髪が生えるしくみとは?
成長因子を含んだ薬剤を毛根付近に直接注入することによって、
DHTによって傷ついた細胞や血管などが修復され、
毛母細胞が活性化します。
すると発毛機能が回復し、再び髪が生みだされます。
やがて正常な毛周期を取り戻すことによって、髪は育っていきます。
正常な毛周期を維持する限り、
生えた髪は、3~6年ほど伸び続けることになります。
効果が現れるのが圧倒的に早い
発毛メソセラピーの特徴の一つとして、
効果が早く実感できる、ということが挙げられます。
お薬(内服・外用)のみでの治療が、発毛変化を実感するまで6か月ほど掛かるとすると、
メソセラピー治療では、約3か月で毛量変化を実感することが可能となります。
発毛量が多い
発毛メソは、お薬のみの治療と比較して、
約1年後の安定期に達した際に得られる毛髪量は、
メソセラピー治療を受けた患者のほうが多い、という結果が出ています。
特に治療開始の半年間にもっとも効果(発毛量)が高く現れます。
誰もが一律に同じ結果を得られるとは言えませんが、
発毛量と効果を実感するまでの時間は、
発毛メソセラピー治療が圧倒的に優位となります。
副作用の心配が少ない
お薬は服用した後、体に吸収され、
血管内を通って、全身をめぐり、目的の場所へ到達します。
目的地(頭皮)へ薬効が届くまでの間に、
薬はいろいろな所へ効果(影響)を及ぼします。
それが、体にとって都合の悪い効果の場合、副作用と呼びます。
AGA治療薬の副作用というと、
インポテンツやリビドー減少など、性的副作用が多く見られます。
一方、メソセラピーの場合は、
有効成分を直接、効果を得たい目的の場所へ届けるため、
副作用が現れにくい、というメリットがあります。
薄毛に悩む女性は世界中に大勢いますが、
副作用の関係上、ミノキシジルしか、使えませんでした。
ところが、成長因子を用いた発毛メソセラピー治療の登場によって、
女性も薄毛治療が可能になった、という経緯があります。
発毛メソセラピーの最大のメリットは、
副作用の心配が少ない、ということですね。
ただ、注射針による施術の場合、人によっては術後の腫れや赤み、痛み、かゆみなどがあります。
副作用や術後のケアについては、施術前に説明がありますので、
しっかりと聞いておきましょう。
そして、少しでも「変だな・・・」と感じた時には、すぐにクリニックへ連絡してください。
医薬品を使った治療に「絶対安全」という言葉は使えません。
関連記事⇒「おすすめクリニック&各種メソセラピーの特徴と効果」
各クリニックの発毛メソセラピーの種類と特徴をまとめています。 発毛メソセラピーも年々、進化していっています。 |
男性の薄毛(AGA)治療はお薬とメソセラピー、どっちが有効?
実際、薄毛専門クリニックでの治療を見てみますと、
お薬での治療とメソセラピー治療とを組み合わせた方法が多く採用されています。
①AGA治療薬のみ
②メソセラピー治療のみ
③AGA治療薬メインで、最初の半年間に集中してメソセラピーを採り入れる
④メソセラピー治療をメインに、治療後、毛髪維持のためにAGA治療薬を単剤で使用
主に、この4通りの組合せのいずれかで治療が行われています。
どれを選ぶかは、
薄毛の進行具合や、年齢、体質、その他によって、選択肢は違ってくるでしょう。
①のAGA治療薬のみで治療をしたいと考えていても、
副作用が出やすい方なら、メソセラピーに切り替えた方がいいでしょうし、
何ともないなら、お薬だけで治療が可能です。
また、お仕事でのステイタス上、あるいは、その他の理由で、
できるだけ早く薄毛を改善しなければならないなら、
③の併用コースが最も即効性があります。
このように、薄毛に悩む方それぞれの背景によっても、選択肢は変わってきます。
ですので、お薬治療とメソセラピー治療はどちらが有効なのか、ということは一概には言えません。
あえて言うなら、どちらも有効ですよ。
目的に合わせて、うまく使い分ける、組み合わせる、という形が正解かもしれません。
薄毛専門クリニックのカウンセリングで伝えるべきこととは?
クリニック(医療関係者)は、まず、もっとも有効な治療方法を提示しますので、
カウンセリングでは、自分が治療する条件(予算や、いつまでに回復させたい、などの希望)を、
きちんと伝えることが、大切です。
そうすることで、その条件下で可能な限り有効な方法を、
第2の方法、第3の方法、というように教えてくださいます。
自分の希望をしっかりと伝えることは、恥ずかしいことでも、みっともないことでもありません。
そこは、いっそのことクライアント気分で、
ビジネスライクに、きちっと条件を伝えてくださいね。
「これこれ、こういった条件だけど、君たちでおれの薄毛を解決できるかい?」
まとめっぽいの
男性の薄毛(AGA)の治療方法を、簡単にまとめてみます。
【お薬治療が薄毛を改善していく治療効果のしくみ】
まず、男性ホルモンがDHTに変化しないよう「抑止」します。
その間に、「発毛促進」します。
この2種の治療薬に加え、
養分を補う(サプリメント)、という方法で治療するわけです。
薬を使っての改善なので、ある程度の時間はかかります。
およそ6か月~1年半ほどかけて、改善を図っていきます。
それが、薬を服用してのAGA治療です。
【発毛メソセラピーが薄毛を改善していく治療効果のしくみ】
一方、毛髪再生医療では、
毛母細胞に直接働きかける方法を採ります。
成長因子が毛母細胞を刺激
↓
髪をつくる毛包幹細胞が活性化
↓
すると、もともと持っている自己の成長因子を、幹細胞が放出するようになります。
これによって成長期が正常化します。
正常化した成長期は個人差がありますが、3年~6年。
つまり、3年~6年、髪が伸び続ける、というわけです。
ただ、AGAが原因の薄毛の場合、
DHTが暴れ出すとまた抜け毛が始まります。
せっかく生えそろった髪を維持するためにも、
フィナステリドかデュタステリドを、抜け毛予防として、
服用し続ける必要があります。
お薬は様子を見ながら減らすことができますよ。
これも、現在、さまざまな治療薬が開発中ですので、
その内に、もっと有効な毛髪維持のお薬、もしくは別の方法が出てくる可能性もあります。
薄毛治療の進展に期待しながらも、今できる治療で髪ふさライフを過ごしましょう。
悩みが解消されると、ビジネスもプライベートも、いろんなことが好転しますよ。
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