エレクトロポレーションってどんな方法?

治療薬ってどのくらい浸透するの?

悩んでいる男性


 

きちみや

こんにちは、髪ふさアドバイザーの吉宮です。

 

薄毛AGA治療で、飛躍的に効果が高まるとされている毛髪再生治療ですが、その施術方法には、いくつかの種類があります。

 

 

その中でも、最近はエレクトロポレーション法で施術する方が増えているのですが、実は、このエレクトロポレーションのことを「イマイチよくわからない」と思っている方は意外と多いようです。

 

 

そこで、今回は毛髪再生治療で使われる「エレクトロポレーション法」について、どのくらいの浸透力があるのかなど調べてみました。

 

 

針を使わないのに、なぜ成長因子の薬剤などが浸透していくのか、そのしくみさえわかっていれば、安心して治療が受けられます。

 

 

マキ

わからないと、心のどこかで「実はだまされてるんじゃないか」と、疑心暗鬼に陥ってしまうのよね~。

 

サチコ

信頼関係は治療効果にも影響します。

 

では、いっしょにエレクトロポレーションの効果について、確認していきましょう。

 

 

 

エレクトロポレーションってどんな方法なの?

 

 

エレクトロポレーションというのは、針をいっさい使わずに、頭皮(皮ふ)の深部へと薬剤を浸透させる導入技術です。

 

 

薄毛治療だけでなく、美容治療全般で普及している導入法なので、女性の方なら肌の若返り治療で体験している方も多いと思います。

 

 

エレクトロポレーションでは、針の代わりに電気の力を利用します。

 

 

微弱な電流を流して、皮ふ(細胞膜)にとても小さな孔(あな)を開け、そこから有効成分を浸透させていきます。

 

 

細胞膜に開いた孔は、目に見えないくらいとても小さいので、成分が通過した後は、すぐに閉じてしまいます。

 

 

この方法だと、皮ふを傷つけることなく、成長因子のような高分子(粒子が大きい)成分でも、肌の奥深くへとしみ込ませることが可能となります。

 

 

エレクトロポレーションは、電気穿孔法(でんきせんこうほう)とも呼ばれています。

 

エレクトロポレーションのメリット

 

 

エレクトロポレーションを選ぶ方が増えている一つの理由に、痛みがない、ということがあります。

 

 

針を使わないので痛みがなく、肌を傷つけないのでダウンタイムもありません。

 

 

美容皮膚科では、女性がエレクトロポレーション施術を受けた後、すぐにメイクをして帰ることができるくらいです。

 

 

このように、患者側の苦痛がない分、針を使った注入法(メソセラピー)に代わって、エレクトロポレーションを採用するクリニックも多くなってきています。

 

 

サチコ

針のないメソセラピーとも言われています。

 

飲むAGA治療薬と違って、直接、必要な部分へと薬効を届けることができるので、不要な副作用を起こす心配が少ない、というのも大きなメリットとされています。

 

 

Tips

【メリット】

  • 痛みがない
  • ダウンタイムがない
  • 薬効が毛根まで十分に浸透
  • 副作用の心配が少ない

 

 

イオン導入ってどんな方法?

 

疑問に答える医師



エレクトロポレーションと似た導入方法に「イオン導入」というものがあります。

 

 

イオンとは、水に溶けることでマイナスやプラスという性質を持ち、電気を通すことのできる物質です。

 

 

人間の体はもともと微弱な電流を帯びているのですが、

 

 

イオン導入は、同じ電気の力を利用して、通常なら、バリア機能にはね返される水溶性の有効成分を、皮膚内部へと浸透させることができます。

 

 

ここで多くの方が「エレクトロポレーションと、どう違うんだ?」と首をかしげます。

 

 

また、イオン導入のほうがかなり安価なため、「こっちでやってもいいんじゃないの?」と思ったりもします。

 

 

ところが、用途がまったく違うのです。

 

 

  • 浸透する成分は、粒子の小さな水溶性成分
  • 浸透する深さは、真皮まで

 

 

つまり、かなり制限があって、肌の浅い部分に働きかける治療に向いた導入法ということになります。

 

 

サチコ

イオン導入に使う成分というと、ビタミンC誘導体やプラセンタなどが多いですね。

 

イオン導入の目的は、肌の調子を整えることにあります。

 

 

毛穴の引き締めや、肌理(きめ)を整えたり、ということのために使用されます。

 

 

薄毛治療の現場では、頭皮の状態を整えて、より発毛・育毛環境を良好にしておくためのオプション治療といったところでしょうか。

 

 

エレクトロポレーションとの違いを知るためにも、ここで少しイオン導入のしくみを確認しておきます。

 

 

しくみ

 

 

イオン導入は、エレクトロポレーションと同じように電気の力を利用していますが、細胞膜に孔を開けるのではなく、イオンバランスをコントロールすることで、有効成分をしみ込ませます。

 

 

サチコ

孔を開けないから、粒子の大きな成分は通り抜けることができないんです。

 

イオン導入では、皮ふ(細胞膜)に孔は開けません。

 

 

施術方法

 

 

イオン導入は、プラスとマイナスの引き合う力や反発する力を利用します。

 

 

マキ

磁石と同じね。

 

サチコ

クーロン力ですね。

磁石のN極どうしだと反発して、S極とN極だとくっつきますね。

 

頭皮(肌)に塗った、マイナスの性質を持つ水溶性の成分(プラセンタやビタミンCなど)に、微弱なマイナス電流を流すと、それに反発した成分がバリア機能を通過して皮ふ内部へ導入されます。

 

 

施術方法としては、プラスの電極を手に持ったまま、マイナスの電極を皮ふに当てて電流を流します。

 

 

すると、皮ふに当てたマイナス電極からの反発力で、イオン化した有効成分(マイナス)はバリア機能を通過し、肌の奥へと浸透していきます。

 

 

このように、イオン導入は孔を開けずに、電気の力でイオン化した有効成分を肌に浸透させるので、イオン化できない成分や、高分子の成分などは、浸透させることができません。

 

 

【イオン導入できる成分】

ビタミンC

ビタミンE

アミノ酸

プラセンタ

トラネキサム酸

 

 

一方、エレクトロポレーションは、イオン化できない成分でも、分子量が大きな成分でも、細胞膜に開けた孔から細胞内部へと浸透させてしまうことができる、ということです。

 

 

 

エレクトロポレーションとイオン導入|導入力の違いとは?

 





同じ電気の力を利用するエレクトロポレーションとイオン導入法ですが、薬剤がしみ込んでいく深さにも違いがあります。

 

 

イオン導入は家庭用もありますが、ここではクリニック医療器具での比較です。

 

 

【浸透力】

 

イオン導入では、毛穴を通り抜けることのできる低分子の成分のみですが、浸透する深さは、真皮層まで。

 

 

一方、エレクトロポレーションは高分子の成分であっても、皮ふ~脂肪層~筋層にも、十分に導入が可能となります。

 

  • イオン導入 約1~2ミリ
  • エレクトロポレーション 約1~2センチ

 

 

【浸透率】

 

イオン導入の場合、有効成分の真皮下層での浸透率は10~20%なのに対して、エレクトロポレーションでは、真皮下層で99%もの浸透率。

 

 

エレクトロポレーションとイオン導入の浸透率は約7~8倍ほどの差があります。

 

 

ちなみに、お風呂上りに美容液を手で肌に塗った場合と、エレクトロポレーションで導入した場合とでは、浸透率は72倍もの差があります。

 

 

【吸収率】

 

発毛剤や育毛剤などの薬剤は、通常、頭皮に塗った場合、吸収されるのは全体の30%程度です。

 

 

ところが、エレクトロポレーションで導入した場合、薬剤の90%以上が吸収されます。

 

 

サチコ

細胞膜に孔を開けるので、手で塗布するものとは比較になりませんね。

 

このように、エレクトロポレーションは薬剤を針で注入するわけではありませんが、きちんと肌の奥深い部分まで、薬効が届くようになっています。

 

 

有効成分の浸透力


毛髪再生治療の施術方法の特徴

 

 

針を使ったメソセラピー療法は、医師の技量に効果が左右される部分がありますが、エレクトロポレーションは、技量に関係なく、均一に薬剤を導入できるので、効果が安定するそうです。

 

 

ここでは、それぞれの施術方法の特徴を、かんたんに見ていきます。

 

 

【メソセラピー(針による注入法)】

 

もっとも効果が高いのは針で直接、薬剤を注入する方法です。

 

 

ただし、医師の技量によっては、効果にむらが生じるようです。

 

 

また、痛みがあるため、中には途中で治療を断念する方もいます。

 

 

最近では微小針を使うことで、高効果を維持しつつ痛みを軽減させているクリニックも多いようです。

 

 

針を使って注入するので、成分の分子の大小にかかわらず、目的の場所へと薬効を届けることが可能です。

 

 

【エレクトロポレーション(電気による導入法)】

 

エレクトロポレーション法は、専用の医療器具を使うため、薬剤を均等に導入することができ、医師の技術にかかわりなく、効果が安定するという利点があります。

 

 

また、施術自体に痛みもないので、治療に対するストレスもなく、途中断念する方もありません。

 

 

電気パルス(信号)によって細胞膜に孔を開けるので、イオン化できない成分、分子の大きな成分でも毛根のある層へしっかりと浸透させることが可能です。

 

 

【エレクトロポレーション導入できる成分例】

幹細胞成長因子、コラーゲン、ヒアルロン酸、トラネキサム酸、セラミド、ミノキシジル、プラチナナノコロイド、コエンザイムQ10、ビタミンAやB、Kなどのイオン化しないサプリメント成分も、皮下の奥深くへと導入が可能。

 

 

【イオン導入(電気による導入法)】

 

イオン導入は頭皮(肌)のイオンバランスを調整し、発毛・育毛に必要な成分を浸透させていきます。

 

 

ただし、イオン化する成分で粒子の小さな成分しか、導入できません。

 

 

【イオン導入できる成分】

ビタミンC、ビタミンE、アミノ酸、プラセンタ、トラネキサム酸

 

 

成分の浸透も真皮下層にまでは届かないので、美容皮膚治療でも、表皮の状態を整える治療に適しています。

 

 

薄毛治療に置き換えると、頭皮の状態を良好に保つためにはイオン導入が適しています。

 

 

サチコ

あと、肌の状態を整える導入法に超音波があります。

 

超音波導入は、イオン化しない成分、粒子の大きな(高分子)成分であっても浸透させることができますが、導入の深さはイオン導入と同じで、真皮までとなります。

 

 

成長因子の導入法の選び方ヒント

 

ネット検索する女性


毛髪再生治療の施術方法の一つである、エレクトロポレーションについて、その他の導入方法と比較しながら見てまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

 

 

エレクトロポレーションも、今では多くのクリニックで採用しています。

 

 

マキ

その分、選択肢も増えるわけで・・・。

 

クリニック探しをしている男性から「これって本当に効果があるの?」「なんで、電気で薬剤がしみこむんだ?」「よくわかんねぇな、これ」という質問というか、素朴な疑問が届いたので、今回このように調べてみました。

 

 

サチコ

なんとなく、ご理解いただけたでしょうか。

 

多少痛くても、無駄なく高い効果を望むなら、「メソセラピー療法」。

 

 

痛みによるストレスから解放され、なおかつ、高い効果を欲するならば、「エレクトロポレーション法」。

 

 

こんな感じの理解でいいと思います。

 

 

あとは、実際にクリニックへ行った際に、ドクターやカウンセラーにそれぞれの違いや、メリット・デメリットなどを聞くと、よりわかりやすく、判断しやすくなると思います。

 

 

マキ

今は、痛くない方法としてジェット水流を利用したものもありますよ~。

 

各クリニックの公式HPにも、いろいろと、くわしく載っているので、ぜひ、そちらもチェックしてみてください。

 

 

ある程度、わかっておいた方が、質問もしやすいと思います。

 

 

では、良い治療方法を選択をしてくださいね。

 

 

 

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