きちみや

こんにちは、髪ふさアドバイザーの吉宮です。

 

 

ここでは、細胞そのものと成長因子のみ、という違いはありますが、「脂肪組織由来幹細胞」という共通点を持つ「HARG療法」と「ケラステム毛髪再生療法」とを比較してみたいと思います。

 

 

双方の治療法の共通点と違いとを、より深く理解していただけるかと思います。

 

ケラステム毛髪再生治療

 

毛髪再生治療の薬品



こちらは、アメリカで開発され、イギリスと日本のクリニックで臨床研究がなされた新しい治療法です。

 

 

自身の脂肪を採取し、そこから培養した幹細胞を導入(注入)する脂肪幹細胞移植療法です。

 

 

(安全性)

 

・自身の細胞なので拒絶反応を起こすリスクは限りなく低い

 

 

(治療効果)

 

・毛髪の元になる細胞を活性化させ、発毛を促進させる

・新しい血管をつくり、頭皮の血流を改善する

・頭皮内の脂肪不足を改善

・成長因子が生産され、頭皮内の炎症を改善

 

 

(メリット)

 

・男女、年齢に関係なく治療を受けることができる

・施術は1回のみ

 

 

(デメリット)

 

・治療実績が浅い

・治療費が高額

・施術のために静脈麻酔を行う

(ごく稀にアナフィラキシーショックを起こすことがあるので、アレルギーのある方は事前にきちんと医師に伝えましょう)

 

・術後2日目までシャワー不可

・ダウンタイムがある

 

 

(ダウンタイム―脂肪吸引部)

  • 術後の内出血や腫れがあるが、2週間ほどで落ち着く
  • 痛みは筋肉痛程度だが、多少ある
  • 抜糸日(7日目)まで入浴不可

 

(ダウンタイム―脂肪注入部〈頭皮〉)

  • 術後に腫れ・痛みがあるが、1週間ほどで落ち着く
  • 内出血があるが、2週間ほどで落ち着く

 

 

・術後の腫れや内出血を抑えるために、脂肪採取部をサポーターで固定

・副作用情報として、妊娠の可能性のある方、妊婦、授乳中の方への施術は行わない

 

 

ダウンタイムなどはありますが、施術自体は1回で済むところが大きなメリットですね。

 

 

ただし、治療実績、臨床データ等もこれから積み上がっていく、若い治療法です。

 

 

『イギリス・スイス・スペイン・日本にて治療を開始しており、アメリカでは、FDA(アメリカの厚生労働省のようなもの)の認可取得に向けた臨床試験がスタート。

フェーズ1(安全性の確認)をクリアし、フェーズ2(有効性の確認)へ向けた治験を開始しています。(2015年12月現在)』

(聖心美容クリニック・毛髪再生外来HPより引用/2018年8月現在)

 

 

この新しい治療法に、大いに期待したいですね。

 

 

(治療概要)

 

・施術1回のみ(通院は施術前後の計3回)

・価格 150万円(税抜)

・処置時間 3~4時間

・ダウンタイム 1、2週間(術後の腫れや内出血)

 

 

日本を含むアジア地域では、聖心美容クリニックでのみ施術を行っています。

 

 

HARG療法

 

毛髪再生メソセラピー治療



こちらは、国内ですでに10年以上の臨床実績を持ち、認知度も高いことから、ご存知の方も多いかと思います。

 

 

この「HARG」とは、「毛髪再生治療(Hair Re-generative theraphy)」の頭文字をつなげた名称で、日本で開発された毛髪再生治療法です。

 

 

この治療は、日本医療毛髪再生研究会に認定されたクリニックでのみ許可されています。

 

 

また各認可クリニックにおいて、HARGカクテルの成分内容を変える(アレンジする)ことは許可されていません。

 

 

「HARGカクテル」とは、治療に使われる薬剤のことです。

 

 

幹細胞から抽出した成長因子を含むタンパク(AAPE)から生成したHARGパウダーと、育毛メソセラピーの成分であるビタミンやアミノ酸などをブレンドしたものです。

 

 

HARGカクテルには、ミノキシジルは含まれていません。

 

 

(安全性)

 

幹細胞は、健康な女性から採取された脂肪幹細胞であり、それを培養する際の培養上清液を濾過、精製したものを使用しているので、拒絶反応の心配はありません。

 

 

また、アレルギー起因物質を含まないことも確認されている、とのことです

 

 

このHARGカクテルを、性差や年齢などの個人差に応じて、最適な割合で調合し、投与します。

 

 

(施術〈導入〉方法)

 

治療器具は注射器を用いるものから、無痛のフラクショナルレーザー法まで、自分に合った方法を選ぶことができます(クリニックによって違います)

 

 

ドクターと治療計画を立てる際に、それぞれの特徴をしっかりと聞いて、自分に合った選択をしましょう。

 

 

(治療効果)

 

・成長期段階にある毛髪の成長を促進する

・増殖毛乳頭細胞と角化細胞(ケラチノサイト)の増加

・休止期段階にある毛包に対して、成長期への誘導を促進し、休止期を短くする

 

 

(メリット)

 

・男女、年齢に関係なく、治療を受けることができる

・女性の体、胎児への悪影響はありません

・治療終了後の通院は不要(脱毛症状によってアフターフォローが必要な場合があります)

・AGAから重度の薄毛まで治療対象(細胞が生きており、産毛であっても、毛が生えていることが条件)

・外科的な施術は行わないため、傷痕が残ることはない

・治療終了後も発毛が続く

 

 

(デメリット)

 

・1回ごとの治療費が高額

・治療後、一生髪が生え続けるのではなく、老化によって自然減少していく(個人差があります)。

 

 

(治療概要)

 

・1か月に1回の施術

・1クール 6~10回を基本とする

・1回あたりの料金 約8~15万円(治療範囲によって違います)

・治療終了後の通院は不要

 

 

 

だいたい、こんなところでしょうか。

 

 

少しでも「違い」がわかると、自分の選びたいものが見えてくるのではないでしょうか。

 

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