【薄毛 治療 対策 まとめ】

 

 

きちみや

こんにちは、髪ふさアドバイザーの吉宮です。

 

 

最短で髪を増やすには、どうすればいいのでしょうか。

 

 

薄毛を感じ始めたときに、まず考えることですよね。

 

 

ここでは、薄毛治療の中でも、最もはやく髪の状態が回復する治療法と、

 

 

その種類の特徴について見てまいりたいと思います。


再生治療以外でもっとも早い薄毛対策「毛髪量を回復する方法」とは?







最短というと、これまでの方法としては、

 

 

増毛(人工毛を自毛の根本に結びつける方法)しか見当たりませんでした。

 

 

確かに、これは最短です。

 

 

なんと施術後には、髪が生えている状態となるのですから。

 

 

ただ、増毛はおよそ5年に1度は付け替えが必要となります。

 

 

もう一つ、

 

 

これは最短ではありませんが、植毛があります。

 

 

植毛は、後頭部などの、通常は薄毛になりにくい髪を移植する方法で、

 

 

移植後は後頭部の髪の毛と同じように、生え続ける毛髪となります。

 

 

ただ、植毛は「髪を増やす」のではなく、

 

 

「生え続ける髪を、薄毛部分に移植(移動)する」ということなので、

 

 

頭全体の毛量に変化はありません。

 

 

以前は、お薬以外の最短の方法というと、この二つぐらいしかありませんでしたが、

 

 

近年、再生医療の目覚ましい進歩で、

 

 

その技術の応用で毛髪再生治療も進化しています。

 

 

早ければ治療を始めて3か月ほどで毛髪量が回復し始める治療法も現れはじめ、

 

 

年単位の進化で、効果を実感できる時期も早まってきているようです。

 

 

その一方で、人によっては効果の現れ方に差があり、

 

 

「期待していたほどではなかった」という声もあります。

 

 

そこで、現在行われている毛髪再生治療の種類と、その効果というものを

 

 

ある程度知って、自分に適しているものかどうか、見極めることも大切だと思います。

 

 

では、最先端の医療技術である、

 

 

「再生医療」を用いた毛髪再生治療について、見てまいりたいと思います。

 

 

サヨリちゃん

手っ取り早く、実際の毛髪再生治療の特徴や価格が知りたい方は、

下の記事をご覧ください。

 

薄毛治療「おすすめクリニック」各種メソセラピーの特徴と効果

 

 

薄毛治療で最も早く髪を増やすのは「毛髪再生治療」?






再生医療というと、

 

 

一時、隣国のES細胞の論文偽造事件で世界が落胆し、

 

 

一気に盛り下がったというか・・・停滞してしまった幹細胞研究ですが、

 

 

その後、中山伸弥教授のiPS細胞の作製技術の開発論文で、息を吹き返しました。

 

 

その後、またぞろ妙な研究者と論文が続出し、

 

 

人々に期待を持たせたり、落胆させたりと、

 

 

各国の研究者とメディアも翻ろうされました。

 

 

サチコ

世界中の人が、ワクワクしたり、がっかりしたりと、忙しかったですよね。

 

 

そのようなことがありつつも、

 

 

ES細胞と同等の万能細胞が人工的に作ることができる、ということで、

 

 

その後の研究は(日本以外は)潤沢な資金援助を得て、躍進の一途をたどっています。

 

 

その進歩状況は厚労省の認可もとても追いつかず、

 

 

むしろ引きずられて、転がりつつ、追いかけている様相。

 

 

このような、私たちが生まれる前から地道に続けられた基礎研究の成果が

 

 

今、再生医療として様々な方面で応用されて、活きているのですね。

 

 

中山教授がマラソンで走らなくても、

 

 

研究費が何兆円と集まる仕組みがあればいいのに、と思いますね。

 

 

マキ

だから、みんなアメリカに行っちゃうのよね~。

 

さるん

じゃあ、お小遣い、寄付するよ~。

 

まあ、今日はとっても、いい子ね。

 

 

現在、受けられる毛髪再生治療の種類とは?



まあ、紆余曲折というか、そういう経緯をたどって、

 

 

現在、再生医療技術が薄毛・若ハゲ治療にも、使われているわけです。

 

 

どういったものがあるか、というと

 

  1. 培養上清治療法(成長因子を注入する治療法)
  2. 毛誘導能を持つ間葉系細胞を移植(幹細胞を注入)する治療法
  3. PRP(多血症板血漿)を注入する治療法

 

この3種類の治療法が現在、臨床(クリニックで)使用されています。

 

 

毛髪再生治療が効くしくみとは?

 

 

これらの治療法に共通しているのは、

 

 

幹細胞から放出される「成長因子」の働きに着目した点です。

 

 

さるん

せーちょーいんし、ってなぁに~?

 

マキ

だから~、成長させる因子じゃない。

 

成長因子というのは、

 

 

特定の細胞の増殖や分化を促進する働きを持つ、

 

 

たんぱく質のことを指します。

 

さるん

たんぱく質って~?

マキ

え? え~とね、えっと・・・。

ふ、ふく先生~、かんたんにお願いします~。

 

 

内科医 福崎先生

人間の体は何でできてるんだろうね?

 

人間の体は「水」と「たんぱく質」と「脂質」「炭水化物」などの成分でつくられているよ。

 

いちばん多いのが「水」。これが全体の60~70%だね。

 

次に多いのが、「たんぱく質」で約20%。

 

ちなみに、炭水化物とは糖質のことで、約0.5%と少ないね。

 

本当なら、お菓子は食べる必要がないんだね。

 

マキ

イヤよ!

 

たんぱく質は、水分に比べて少ないと思うけど、

 

この20%前後のたんぱく質成分が、筋肉や内臓、血液、髪や皮膚、爪、それから骨などもつくり上げているんだよ。

 

つまり、それぞれの細胞をつくっている、重要な成分ってことだね。

 

その他にも、病気になりにくくする免疫抗体の原材料であったりと、

 

内科医 福崎先生

たんぱく質とは、人間が健康に生きていくのに、

絶対に欠かせない、なくてはならない成分ってことだね。

 

 

 

つまり、髪を生み出すのに重要な働きをする幹細胞からつくられた、

 

 

この成長因子というのものが、

 

 

弱々しくも、かろうじて生きている毛母細胞に直接働きかけることで、

 

 

発毛機能が目覚め、活性化し、

 

 

極端に短くなってしまった乱れた毛周期を正常に戻します。

 

 

そのことによって短い期間で健康な髪を再生させることができる、という考え方です。

 

 

幹細胞とはナニ?

 

 

私たちヒトの体というのは、約37兆個の細胞でつくられています。

 

 

サチコ

以前はヒトの細胞は60兆個とされていたのですが・・・。

近年、試算の結果、訂正されました。

 

 

この細胞の基(もと)となるのが幹細胞です。

 

 

例えば、

 

・血液を構成する様々な細胞の「基(もと)」となる造血幹細胞。

 

・神経を形成する様々な細胞の「基(もと)」となる神経幹細胞。

 

というように。

 

 

この幹細胞というのは二つの特殊な能力があります。

 

① 自分とまったく同じものをコピーできます(自己複製能力)

② 自分以外の細胞に変身することができます(多分化能)

 

特に②の能力は、幹細胞の種類によって、

 

 

それぞれ皮膚や軟骨、血液など他の臓器をつくりだすことができます。

 

 

例)神経幹細胞の場合

     ↓

自分のコピー

  +

ニューロン

アストロサイトオリゴデンドロサイト

 

に変身することができてしまいます。

 

 

そして、それぞれが司る領域を超えて、

 

 

変身することができる幹細胞があります。

 

 

さるん

へんしん~?

 

マキ

ん~、そうねえ。例えば、さるんが、別のおサルに変身するだけじゃなくって、

猫にも人間にも、カバでも恐竜にでも、変身できちゃうって、ことじゃないの?

 

ここは体内の細胞の話なのですが、

 

 

その能力を「多能性(万能性)」といい、

 

 

これがES細胞iPS細胞が備える能力です。

 

 

万能細胞ですね。

 

 

現在の再生医療の発展は、この「多能性(万能性)」幹細胞とともにあります。


毛髪再生医療に使う幹細胞って多能性なの?

 





毛髪再生治療に使用される細胞は、多能性の幹細胞を使います。

 

 

ただ、ES細胞でもiPS細胞でもありません。

 

 

今、薄毛治療だけでなく、再生医療の発展のために、最も注目されているのが、

 

 

多能性を備えた脂肪幹細胞なのです。

 

 

では、もう少し、理解を深めていくとしましょう。

 

 

なぜ、再生医療で脂肪幹細胞が重宝されるの?

 

 

再生医療自体はずいぶんと昔から行われていました。

 

 

骨髄移植をする場合は、骨髄中の造血幹細胞を使います。

 

 

大やけどをして皮膚移植をする場合は、皮膚の幹細胞を使います。

 

 

それぞれの幹細胞の多分化能を使うことで、治療を行ってきましたね。

 

 

皮膚移植に関しては、現在では、

 

 

表皮幹細胞からつくられた、

 

 

角化細胞(ケラチノサイト)を培養して作られた、

 

 

培養表皮シートが使われていますね。

 

 

これは、2009年に保険適用となりましたので、

 

 

病院でペタッと貼ってもらった経験がある方も多いでしょう。

 

 

サチコ

あれをはがして「皮膚再生っ」とかって、

顔に貼りなおしたりしないでくださいね、女子の方々。

 

 

このように、皮膚の幹細胞は進化を遂げたのですが、骨髄は難しかった。

 

 

造血幹細胞には血管新生(新たな血管を生み出す)作用があるので、

 

 

どうにか、これを活用したいのですが、いかんせん採取の難しさがありました。

 

 

培養して人体に戻す案も当然考えられましたが、品質管理の面でハードル高すぎて断念―――。

 

 

サチコ

ここでの説明はいろいろと、すっ飛ばしますね。

 

 

時が流れ2001年。

 

 

表皮と真皮と脂肪組織に多能性幹細胞が存在することが発表されました。

 

 

同時期に、しかも別々のところから。

 

 

神の采配か!?

 

 

・表皮

バルジ領域の細胞が毛にも、脂腺にも表皮にもなりうる多能性幹細胞が存在する

 

・真皮

神経細胞や平滑筋細胞、脂肪細胞になりうる多能性幹細胞が存在する

 

・脂肪

骨や軟骨や筋肉、神経などになりうる多能性幹細胞が存在する

 

 

この中でも、特に、脂肪組織由来の幹細胞は、

 

 

採取しやすく、たくさんの量がとれる、ということで注目を浴びました。

 

 

世界中で、美容目的で脂肪吸引の施術は、よく行われています。

 

 

その吸引した脂肪というのは、今まで捨てられていたわけですから、とても簡単に手に入りますよね。

 

 

その脂肪組織にコラゲナーゼという酵素を加えていったん細胞をバラバラにします。

 

 

それから遠心分離で、脂肪を含まない、お目当ての幹細胞だけを取り出すことができます。

 

 

また、脂肪由来の幹細胞には高い増殖力もあります。

 

 

80歳の高齢者から採取した脂肪からでも、

 

 

細胞を培養して問題なく増やすことができるたようです。

 

 

また、ヒト脂肪由来の細胞に5種類の細胞成長因子を加えて培養したところ、

 

 

わずか4週間で肝臓細胞を誘導することができた、とのことです。

 

 

(参考資料:国立国際医療センター研究所 細胞組織再生医学研究部のレポートより)

 

 

このように、比較的かんたんに採取でき、

 

 

かつ大量に(いらない脂肪だからね)採取できる利点から、

 

 

脂肪組織由来の幹細胞は、

 

 

再生医療に欠かせない幹細胞ソースとしての有望株なのです。

 

 

薄毛を最も早く回復させる毛髪再生治療のしくみと効果とは?

 

 

再生医療の発展の経緯と、その発展に欠かせない細胞の種類と役割を知った上で、

 

 

実際に薄毛治療の現場で行われている、毛髪再生治療について見てみましょう。

 

 

毛髪再生治療では、幹細胞を直接移植するものと、

 

 

その成長因子のみを利用するものとがあります。

 

 

今、もっとも普及しているのは、成長因子のみを使う治療法です。

 

 

毛髪再生医療現場にて採用されている成長因子は、

 

  • 脂肪由来の幹細胞
  • 表皮由来の幹細胞

 

この2種から抽出された成長因子が採用されています。

 

 

ただし、成長因子のみを使う、培養上清治療(メソセラピー)では、

 

 

この幹細胞をいきなり使うわけではありません

 

 

それでは、3種の治療法の中から、もっとも普及している、

 

 

培養上清治療法を、もう少しくわしく見てまいりましょう。

 

 

培養上清治療法(メソセラピー治療法)

 

 

培養上清治療法とは、

 

 

幹細胞から抽出した成長因子を患部に注入することで、毛髪の再生を促す治療法です

 

 

幹細胞を培養する(増やす)ときに、

 

 

培養液の中に溶けだした成長因子を利用します。

 

 

幹細胞を培養する(増やす)時、培養液の中には、

 

 

幹細胞から分泌される多くの成長因子が溶け出しています。

 

 

その培養液の上澄みの部分(成長因子をたっぷり含んでいる)が培養上清液です。

 

 

成長因子って、頭皮の中で何をするの?どう役立つの?

 

 

培養液の上澄みである培養上清液には、

 

 

幹細胞から分泌した様々な成長因子や免疫調節因子(サイトカイン)など、

 

 

500種類を越えるタンパク質を含む成分が、たっぷり溶け込んでいます。

 

 

その中には、

 

・皮膚を再生する因子

・血管を増殖させる因子

・神経を修復する因子

・免疫を調整する因子

・骨形成を進める因子

 

などが含まれています(脂肪由来と表皮由来で差異があります)。

 

 

それらの作用によって、DHTに傷めつけられ、弱った毛母細胞を活性化して、

 

発毛機能をよみがえらせます

 

 

マキ

それで、徐々にヘアーサイクルも正常に戻っていくのね。

 

この幹細胞培養上清治療では、

 

 

細胞自体は取り除いているので、倫理的な問題はなく、

 

 

また免疫拒絶を起こす心配もほとんどありません

 

マキ

成長因子だけなら、そういう心配もあまりないのね・・・。

 

 

クリニックによってメソセラピーの治療名が違うのはどうして?

 

 

この記事では、治療法の総称として「培養上清治療」と記しましたが、

 

 

実際は、各クリニック、さまざまな名称で行っている治療法です。

 

 

代表的なところでは、

 

 

「HARG」

「ダブルマトリックス」

「グロースファクター」

「ヘアフィラー」

「ベネブ」

「スマートメソ」

「Dr’sメソ」

「ドクターメソ」

 

 

等々があります。

 

 

これらの違いというと、

 

 

調合した薬剤(カクテル)に含まれる、

 

 

成長因子(グロースファクター)の由来や種類とその数、

 

 

その他の添加物(発毛・育毛を促す薬剤や栄養成分)によります。

 

 

マキ

つまり~、そうやってそれぞれ特色を出している、ってことなのね。

 

サチコ

たとえば

育毛・発毛メソセラピー(成長因子を含むもの)でよく採用されているのが、

ベネブ社の成長因子で、

こちらは新生児の包皮から採取した表皮幹細胞から抽出したものです。

 

 

 

育毛・発毛メソセラピーを自身の治療に採用する際には、

 

 

薬剤の内容成分を知り、その効果をある程度、把握しておいてください。

 

 

そうすることで、治療効果および結果を想定できますし、

 

 

医師の説明に対して、疑問点を質(ただ)すこともできます。

 

 

自分の意見を述べることもできますよね。

 

 

いずれにしても、少なくない金額が掛かります。

 

 

くれぐれも、後々「こんなはずじゃなかった」などと、思うことのないようにしてくださいね。

 

 

女子の美容クリニックでの治療トラブルもそうですが、

 

 

後悔しないためには、医学の素人であっても、

 

 

ある程度の基礎知識は持っておいた方がいいですね。

 

 

トラブルを避けるためには、知識武装することがとても有効です。

 

薄毛治療「おすすめクリニック」各種メソセラピーの特徴と効果