きちみや

こんにちは、髪ふさアドバイザーの吉宮です。

 

AGA治療薬の効果が現れなかったような方でも、

 

 

自毛植毛をすることで、毛穴の消えた回復の見込みのない脱毛部にも、

 

 

髪を生やすことはできます。

 

 

これは非常に画期的なことではありますね。

 

 

日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)でも、

 

 

自毛植毛は男性型脱毛症(AGA)に対して

 

 

「B(行うよう勧める)」という評価をしています。

 

 

ですが、過度な期待をするのも禁物です。

 

 

ここでは、自毛植毛についての知識を深めて、

 

 

可能なことと、無理なこととを冷静に知っておきたいと思います。



自毛植毛ってどういうもの?








自毛植毛とは、

 

 

自分の髪を、薄くなった部分へと移動(移植)させることで、

 

 

薄毛問題を根本的に解決する医療技術です。

 

 

それには薄毛の部分、もしくはハゲている部分へ移植するための毛髪を採取する必要があります。

 

 

男性の場合は、

 

 

AGAの原因である男性ホルモンの影響を受けにくい、後頭部と側頭部の毛髪を使います。

 

 

女性の場合も、

 

 

頭部全体の中でも比較的、脱毛しにくいとされる、後頭部から毛髪を採取します。

 

 

そういった特定の箇所から、しっかりとした強い毛髪を選び、

 

 

髪を生み出す毛母細胞ごと採取するのです。

 

 

そして、採取したものを移植し、それが頭皮に生着すると、

 

 

その箇所で髪が再生するという、

 

 

薄毛・若ハゲ改善のための外科手術が、自毛植毛術です。

 

 

自毛植毛すれば、髪が増えるってホント?

 

 

なんとなく、植毛すれば、髪が増えるというイメージを持つ方もいらっしゃいますが、

 

 

自毛植毛で髪は増えません。

 

 

毛髪量が増える、という意味では、それは間違いです。

 

 

自毛植毛というのは、今、生えている自分の髪を別の場所へ移動させるだけですので、

 

 

頭全体の毛髪量に変化はありません。

 

 

ただ、髪を移植することによって、薄毛部分の毛密度が上がるので

 

 

一見、髪が「増えた」ように見えるわけです。

 

 

どのくらい植毛したら髪フサフサになれるの?

 

 

どのくらい植毛すれば、見た目にフサフサになれるのでしょうか。

 

 

資料等で、人形の頭部に100本分の人工毛を移植した写真などを見ると、意外と少なく感じたりします。

 

 

このように、人が思い浮かべるイメージと実際では、大きく違っていることもよくありますので、

 

 

植毛で満足感を得られる状態とは、どのようなものなのか、数値で確認してみたいと思います。

 

 

植毛で満足感の得られる毛密度とは?

 

 

日本人の場合、頭皮には1平方センチあたり80~100ほどの毛穴があります。

 

 

サチコ

1平方センチメートル(㎠)とは、1辺が1センチ(㎝)の正方形の面積を指します。

 

よし子ちゃん

1センチ角に・・・毛穴、そんなにあるんですかっ?

 

実際に、ハゲている部分に植毛をした際に、

 

 

見た目に満足感を得られる状態というのは、

 

 

この1平方センチに少なくとも40%以上の密度で毛髪が生えている場合です。

 

 

マキ

毛穴から1本の髪として、ほぼ半分以上ってことね。

 

よし子ちゃん

100%がいいんじゃないですか?

 

傷あとのような、移植したい範囲が狭い場合は、密度100%も実現できるでしょうが、

 

 

AGA(男性型脱毛症)などのように範囲が広い場合、

 

 

採取する移植毛の数にも限度があります。

 

 

サチコ

採取しすぎると、

逆にその部分がスカスカの薄毛になってしまいます。

 

マキ

限りある資源ってことね~。

 

よし子ちゃん

取り過ぎ注意ってことですか。

じゃあ、すごくハゲている人って・・・満足できないってことなんですか?

 

ハゲている部分が広範囲におよぶ場合は、

 

 

100%は無理ですが、40~60%の密度に移植できれば、

 

 

程度の差はありますが、植毛手術を受けたほぼ全員が、

 

 

「やって良かった」とそこそこ満足感を得られるようです。

 

 

サチコ

ここが植毛手術を行うドクターの、一番の腕の見せ所だそうですよ。

 

 

植毛しても満足できなかった場合の密度とは?

 

 

せっかく植毛をしたとしても、40%未満の毛密度であると、植毛後に不満が残ってしまうようです。

 

 

それは、やはり施術前の植毛に対する期待やイメージとの隔たりが大き過ぎたために生じる不満ですね。

 

 

ドクターによる事前の丁寧な説明と、患者がそのことを理解できていなかった場合、

 

 

これは美容医療トラブルにつながります。

 

 

逆に、きちんとしたクリニックであれば、

 

 

施術後の印象に関して「さほど効果が得られない」というマイナス面も、

 

 

しっかりと教えてくださいます。

 

 

サチコ

希望が打ち砕かれたとしても、はっきりと言ってくれたほうがいいですよね。

 

 

 

(不満の図式)

 

見た目にスカスカ感あり、薄毛が気になる状態

植毛のありがたみが感じられず、わだかまりが残る

時間の経過とともに、悔しくなる

「やっても高いばっかで、たいして効果なかった、チクショ!」

という不満が飛び出す

 

 

つまり、1平方センチの毛穴80~100に対して、

 

 

40~50グラフト以上を植毛した場合に、

 

 

(つまり毛穴の約5、6割をカバーした場合)

 

 

おおむね満足感が得られるであろう、ということです。

 

 

一度、「植毛をする!」と決めたからには、ドクターとしっかり話し合って、

 

 

満足の得られる結果を手に入れてくださいね。

 

 

植毛と増毛は違うの?すぐに髪を生やせる方法



髪の状態を気にする女性




植毛と増毛の違いをチェックしておきましょう。

 

 

自毛植毛とは、今、生えている自分の毛髪(毛根)を取ってきて、別の場所へ移し替えることです。

 

 

なので、頭部全体の髪の本数は変わりません。

 

 

また、ヘアーサイクルが整い順調に髪が生えそろうまで少し時間がかかりますが、

 

 

その後は後頭部などの髪と同じように抜けては生え変わり、また白髪になっていきます。

 

 

一方で「増毛」とは、

 

 

毛髪エクステンション―――いわゆる「エクステ」と呼ばれているものです。

 

 

こちらは、自分の生えている毛の根本に、人工毛を結び付けることで髪を増やす、という技法です。

 

 

施術後、すぐに髪がフサフサした状態となります。

 

 

加齢によって髪がやせ、ボリュームが足りなくなった場合などには、

 

 

増毛施術は、対症療法として即効性もあり有効です。

 

 

年々、改良が加えられ、カラーやボリュームも自由に加減でき、

 

 

時間の経過と共に伸びていく髪に対する対処も可能となりました。

 

 

またデザインなども豊富で、昨今は水泳や激しいスポーツにも耐えられますし、

 

 

自毛のように扱えるという点で、かなり進化しています。

 

 

ただし、対症療法にすぎないので、

 

 

薄毛の原因が、進行性のAGAやFAGAの場合は、

 

 

まずは薄毛治療を優先することをお勧めいたします。

 

 

特にAGAでミニチュア化が進行している髪に、

 

 

それ以上の負担はかけない方がいいかと思います。

 

 

何より、増毛(エクステ)も、髪が生えていなければできませんからね。

 

 

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